高齢者や障がい者、また医療・看護を必要とする人たちが、住み慣れた地域社会の中で、「自己選択」・「自己決定」を通じて、自分らしく生きることができる地域社会とは、どのような社会でしょうか?昨今、福祉サービスを担う、介護サービス事業者や障害福祉サービス事業者を取り巻く環境は、「競合社会」から「競争社会」へと変化し、各事業者は、この変化に適応しながら、改めて「存在価値」を地域社会に示すことを。業務内容も今までは示し切れていなかった、「エビデンス」や「アウトカム」を意識したものでなければ生き残れなくなり、また「地域社会」への更なる貢献として、一つひとつの地域課題を理解するとともに、その課題に対して、コーディネーター的機能を発揮し、今まで以上に事業所としての存在価値を地域に示す力が求められるようになってきます。もし、事業所としての存在価値を地域に示すことができなければ、時代の波に飲まれ、淘汰されていくことになるという危機感を持たなければなりません。このような時代背景を背に、利用者にとっては、「価値」を感じられるサービスの構築を支援し、また事業者にとっては、「価値」を提供できるサービスの構築につながるよう支援し、利用者や事業者を取り囲むその他の関係機関の皆様とともに、新しい「価値」を創造し続け、安心して暮らせる地域社会の実現に資する「価値」の提供に向けて全力を尽くしてまいります。